「むくろじ通信」スタートします!

「もしもし、突然ですけど、お宅の温泉、旧館の横の観音堂に生えている木の名前を教えてくれませんか。」
「・・・?」ぜんぜん検討もつかないので実際にその場所に行ってその木を見ると木の下に黒い豆のようなものが落ちていました。

(ひょっとしてこれってムクロジ)

早速パソコンで検索してみると大当たりでした。
この黒い豆は、正月の羽子板の羽根の丸い部分に使っていたそうです。また、江戸時代には、この実の部分(梅で云えば梅肉)は井戸端に植栽されていてその身を揉むと泡が出て石鹸の代用品として使われていたそうです。

この須賀谷温泉になぜうえられていたかは調査中でわかりませんが、お客様から教えていただいたムクロジを契機にしてこの通信を開始するきっかけにしたいと思っています。

今後、この通信では、須賀谷温泉とその周辺のローカルな話題をアップしたいと思っています。

ご期待ください。