須賀谷歳時記(3)桜

第3弾の須賀谷歳時記です

1枚目は樹齢300年以上といわれる巨桜「清水の桜」です。この桜はは、アズマヒガンザクラと呼ばれる種類の桜で、高さ16メートル、幹の周囲6.4メートルの滋賀県自然記念物にも指定されている県下最大級の桜です。この桜は水上勉の小説『櫻守』でその題材とされたことや、その昔加賀藩主前田侯が上洛の折、その美しさに見とれ何度も振り返り眺めたことから「見返りの桜」ともいわれており、春にはこの桜を目当てに多くの人々が訪れます。

2枚目と3枚目は、云わずと知れた海津大崎の桜です。滋賀県高島市・琵琶湖の北西部に位置する海津大崎は、樹齢80年を越える老桜から、次世代に引き継ぐ若木まで約800本のソメイヨシノが琵琶湖岸延々4kmにわたり、桜のトンネルをつくる桜の名所です。「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。国道からでも湖上からでも見ることができます。花見船もいろいろ出ます。

4枚目と5枚目は、姉川支流の高時川堤防の桜です。地元市民の憩いの場所となっています。圧巻の桜トンネルは、800メートルほど続きます。知る人ぞ知る穴場の桜名所です。

 

一日に三か所回り今年の花見の分は堪能しました。海津大崎は本当に人気で混雑しますので、自家用車でおいでの方は安全運転でお回りください。

むくろじ通信

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